まちなか
スポット説明
奈良から平安時代には、越前国の国府として栄え、室町・戦国時代には、日本の中でも文化大名として名高い朝倉家の府中奉行所が置かれたのが、現在の越前市武生地区です。
関西から北陸に運ばれる物資の中継基地としても栄え、当時の商人たちの蔵が立ち並んだ面影の中に、明治〜昭和初期の昔懐しい町屋が点在しています。
総社大神宮の少し北側で、旧北陸道から西に延びる通りで国分寺前の道を西に進めば、西詰に引接寺があります。正徳元年(1711)の「正徳元年府中図」には、通りの北側東方に国分寺、南側に常眼寺(現本多3丁目)・報恩寺・妙国寺・栄久寺の諸寺院が描かれており、嘉永4年(1851)の記録には寺町(家数90)と記されています。
武生の観光スポットとして、石畳の舗装が施され、石灯ろうやつり灯ろうが並べられ情緒たっぷりの通りです。
夜になると、石灯ろうからこぼれる光が石畳や寺社の外塀を照らし出し、古い町並みのたたずまいを醸し出します。
住所
福井県越前市蓬莱町3
駐車場
なし ※バスなどの大型車両は武生中央公園に駐車ください。
ガイド目安時間
60分
アクセス
JR武生駅から徒歩7分